前回のコラムで介護事業所の書類半減が実現するには、2020年代初頭とまだ少し先であることにふれました。
突然ですが、自動車業界では、国内最大手企業が2020年代前半には自動運転レベル4の実現を目指しているそうです。自動運転には、レベル0〜5まで定義されており、現在の自動運転レベルは、レベル1(自動ブレーキなど運転支援)やレベル2(クルーズコントロールなどの部分自動運転)が主流です。レベル4は、特定の状況下という制限はあるもののすべての操作をシステムが行い、人の操作を必要としない状態としています。
つまり、予定どおり行けば、介護事業所の書類が半減するころには、自動車が運転手なしで道路を走っている世の中になっているというのです。
介護業界では、今年(2018年度)に控えた次期介護報酬改定のなかで、夜間、見守り機器の導入により効果的に介護が提供できる場合について、夜勤職員配置加算条件が緩和されることが伝えられおり、今後、介護ロボットの普及が加速するのか非常に気になるところです。
介護の書類半減についてもICTの活用は必須です。
介護ロボット技術やICTの活用状況は、現在レベルいくつになるのでしょうか・・・。
参考:自動運転レベル
レベル0 ドライバーがすべての操作を行う。
レベル1 ステアリング操作か加減速のいずれかをサポートする。
レベル2 ステアリング操作と加減速の両方が連携して運転をサポートする。
レベル3 特定の場所ですべての操作が自動化、緊急時はドライバーが操作。
レベル4 特定の場所ですべての操作が完全に自動化される。
レベル5 あらゆる状況においても操作が自動化。ハンドルもアクセルも不要。
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