介護施設向け 介護記録支援システム「でらケア」

メールでのお問い合わせ

コラム

介護記録は何のために書くの?(3)2018/05/14

―サービスの「証明」と「検証」のために―

介護サービスは、利用者との契約に基づいて提供されるものです。

「介護記録」は契約履行の証明とサービス内容の検証に役立ちます。

 

確かに介護が行われたという「証明」

介護サービスの利用は、利用者とサービスを提供する事業者との間の契約(介護サービス利用契約)によって成り立っています。

契約であるため、その介護サービスが契約通りに遂行されたことの証明が必要となります。

つまり、「介護記録」は、介護サービスを提供した証となるもので、記録を残すことは契約の義務でもあるのです。

特に「サービス提供記録、生活記録表、ケース記録」などの記録は、介護サービス実施の証拠書類になります。

サービスが実施されたことを保証し、そのサービスが誰によってどのように行われたかの責任の所在を明らかにします。

また、サービス実施の証拠とするためには、介護のプロセスや利用者の経過を細かく客観的に記録し、

介護サービスの見えにくい部分や介護によって利用者がどのように変化したかなどを第三者から見えるようにする必要があります。

 

介護の中身が適切だったかの「検証」

正確で客観的に書かれた「介護記録」は、提供された介護サービスが適切であったのかを検証するのに役立ちます。

適切な介護とは、利用者が喜んでくれる介護の事でしょうか?

もちろん、それも一つの指標ですが、それだけで適切な介護が過不足なく行われたと判断することはできません。

契約に則り提供される「適切な介護」とは、事業所が作成した「介護計画書(ケアプラン)」に沿ったサービスが正しく提供されたかという事です。

ケアプランの目標を達成するためにどのような介護がなされ、その結果、利用者がどう反応し、変化したのか。

そうしたプロセスを検証するためにも、介護記録は必要なのです。

 

「介護記録」は、ケアプランという大きな流れから「適切な介護」が行われたかを振り返り改善を重ねていくために欠かす事のできない情報です。

また、日々の記録からスタッフ間で「適切な介護」を振り返るための材料にもなる重要な情報です。

日々の記録からの改善については、過去コラムサービス向上の小さなサイクルをご覧ください。

 

電子化を一度諦めた施設の皆様も♪どんなことでもお気軽に♪

HOME|介護施設向け 介護記録システム「でらケア」

Copyright© 2016 株式会社F.S.C. All Rights Reserved. Created by Co., Ltd アババイ.

でらケア

資料請求