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コラム

見守りロボットと離床センサーの違い2018/04/18

先週の「見守りロボットは身体拘束にあたるのか」のなかで、

見守りロボットが離床センサーと思われがちであることをお伝えしました。

今回は、見守りロボットおだやかタイムで何ができるかを離床センサーとの違いも含めてご紹介たいと思います。


離床センサーは、転倒やベッドからの転落を予防するために寝ている人がベッドから離れることを教えてくれる機器です。

 

一方、おだやかタイムは、人が寝ていることを見守る機器です。

見守る内容は以下になります。

・今、寝ているのか寝ていないのか

・睡眠の深さ

・心拍数や呼吸数はいつもどおりで異常がないか

・いつも何時に寝て、何時に起きるのか

・夜中何回目を覚ますのか


ほとんどの利用者が寝ていて、職員配置も少ない介護施設での夜間の見守りに適していると言えます。

夜勤者は、各部屋の利用者の状況をまとめて把握することができます。

そのため、巡回で利用者ひとりひとりの部屋に行き、近づいて呼吸を確認することなく寝ている人の呼吸を確認することができます。

 

離床センサーは、離床や起き上がりに反応後に速やかに対処しなければなりませんが、

見守り機器では、複数の利用者の状況を見て、必要があれば事前に対応できるため、センサーに振り回されることもありません。

夜勤者の不安・負担が軽くなることや事故を大幅に低減する効果も実証されています。

 

まとめると、

離床センサーは、ベッドから離れることを教えてくれる機器で、事後の迅速な対応が必要です。

見守りロボットおだやかタイムは、異常なく寝ていることを把握する機器で状況に応じて事前に対応することができます。

 

でらケアでは、おだやかタイムと連動して、介護記録と利用者の見守りを同時に行うことが可能です。

 


参考:

(一社)日本ロボット工業会が運営する「介護ロボットポータルサイト」では、

見守りロボット(見守り支援機器 介護施設型)を以下のように定義しています。


「介護施設において使用するセンサーや外部通信機能を備えたロボット技術を用いた以下の様な特徴を持つ機器およびプラットフォーム」

・複数の要介護者を同時に見守ることが可能。
・施設内各所にいる複数の介護従事者へ同時に情報共有することが可能。
・昼夜問わず使用できる。
・要介護者が自発的に助けを求める行動(ボタンを押す、声を出す等)から得る情報だけに依存しない。
・要介護者がベッドから離れようとしている状態又は離れたことを検知し、介護従事者へ通報できる。
・認知症の方の見守りプラットフォームとして、機能の拡張又は他の機器・ソフトウェアと接続ができる。

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