ある日突然、「介護ロボットやICT機器を導入しました。便利だから使ってください。」と言われて、
記録時間を捻出することも難しいほど忙しい介護現場の職員に歓迎されるでしょうか。
大半の人は、まず触らないと思います。使う余裕がありません。
『でらケア』も同様です。
共同開発という前提がある施設でも、はじめから大歓迎されたわけではなく、
当時の導入担当の職員の方には大変な苦労をお掛けしました。
今回は、『でらケア』が職員に受け入れられるようになったきっかけをご紹介します。
はじめは、導入担当の職員を含む限定フロアでの取組みでしたが、
施設全体で『でらケア』を使い始めるようになったきっかけがありました。
その施設では、昼過ぎに行われる申し送りで利用者のそれまでの水分摂取量を報告することになっています。
そのため、申し送り担当はチェック表から利用者の水分摂取量を集計しなければいけません。
利用者全員分の集計は、それなりに時間を取られます。
集計結果は、なにかの裏紙にメモしていました。
『でらケア』では、いつでもその時点での水分摂取量の合計を簡単に見ることができます。
なので、集計したり、その為に紙を使うこともありません。
また、ケアマネ、看護師、栄養士など異なる職種間でそれぞれが別の事務所にいても情報を共有することができます。
これがきっかけで、施設内全体で『でらケア』を使ってみようとなったのです。
職員の方々が、紙より『でらケア』のほうが便利だと認めてくれたのです。
当初、面倒だと思われていたスマホで入力する「手間」も「価値があること」であると認めてくれたのです。
導入成功の鍵は、一部でもいいから既存の業務を置き換えることです。
その置き換えが使う人にとって「価値のあるもの」だと実感してもらうことです。
もちろん、そこまでたどり着くことができたのは、導入担当者様のご尽力の賜物であることは言うまでもありません。
まずは、業務の一部から初めてみてください。
価格の高い介護ソフトで、このような取り組みを実践するには躊躇するかもしれません。
『でらケア』であれば、一日あたり300円程度(月額10000円)※で利用できます。
※『でらケア』で使用するスマホ・タブレットは別途ご用意願います。
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